30分後
どこから、優花が現した。
『ラブラブの最中なんですけど、みお借ります!新郎さん!』
『えっ?』っとみおは、唖然としていた。

『驚かない!新婦さん!』
『えっっ?いやいや~どこ行くの?』っと、不安がる。
いや、当たり前か。でも仕方がない。ハッピーサプライズだから。


[トントン]
『ここ病室…?』
『大丈夫!空き部屋だから!』
奥から声がした。
『こちらが、ブライダルに勤めてる綾香。そして、美菜さんのお仲間サン。皆さん、スタイリスト。みおを素敵な花嫁さんに変身させて下さい。』
『えっ?どいうこと?』と質問した。
『実は、』淡々と優花は、説明した。
花嫁衣装を着せたいと思ったとか、幸せの気持ちになって欲しい。その思いを話した。もちろん、写真だけ撮ってあげたいから…っとごまかしたが。