「ワケ分かんないコト言ってないでさぁ、早く何とかしなさいよ!アンタみたいなのを給料ドロボーって…………キャアっ!」
ユッコは、様子のおかしいアスカを助けようとしない長身の警官に早口で不平をまくしたてていたのだが、不意に警官が走り出した為、よけようとして尻餅をついた。
「……ちょ、ちょっと!何を……」
警官の乱暴な態度に文句を言おうと素早く立ち上がったユッコだったが、その時…………。
背後に迫り来るプレッシャーのような物を肌で感じ、後ろを振り返った時にはすでに、アスカの全身から発した白い光を浴びていた。
「…………………!!」
その光を浴びた瞬間、ユッコは爆風を受けた樹木のように薙ぎ倒されて、その体勢のまま動かなくなった。
「な、何だァ……?!…うわっ!!」
「た、助け……キャアアァ!!」
光はアスカを中心として、子どもが歩く速さくらいのスピードでゆっくりと空間の中を進んでゆく。
アスカの近くにいた参加者たちは、光に包まれるとユッコと同じようにバタバタと倒れていった。
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