君と私のsubtext

「偏頭痛??何それ?」


「発作性の頭痛だよ。大変だね」


注がれる視線に、梅雨とかの時期だけだし、とぽつりと返す。


大丈夫、とゆうに心配されつつ、もやもやした気持ちになる。



「サンドイッチ、俺がもらっていい?」



続けるように言われ、私は戸惑いの目しか返せない。


「おにぎりだけで、ちょっと足りないから。いい?」


「私もうお腹いっぱいなんで、私はいいですよ」


「そう?じゃあ、遠慮なくもらうね」



目の前で交渉が終わり、私の目の前のサンドイッチがあいつの口の中に消えていく。




やばい、なんだこの状況。



意味不明。



人の食べかけの方まで、食わなくていいだろ。