君と私のsubtext

「ゆう、食べる?私、いらない」


「え?やっぱり食欲ないの?顔色悪いし…風邪?」



ゆうが心配そうに顔を覗き込んでくる。


私はできるだけ笑顔を作る。




「大丈夫。どうせ――「偏頭痛」







――は?





思わず横を見る。


ゆうも、吃驚したようにあいつを見ていた。



だけど、あいつは淡々とした顔をこちらに向けていた。