呆れたような顔で雪は溜息をつく。
「あんたって中学のときからそうだも
 ん。早下校の日も遊ぶことよりパソ
 コン優先だったもんね。」

あああああああやめてぇ~過去は捨て
たいのに!!!!!!!!!!!!!
中学のときの私はちょっとおかしかっ
たから!!!!

ふと時計に目をやると、片づけが終わ
った3時から、5分以上過ぎていた。
たった5分でも私にとって命取りだ。

「雪、バイバイ!!」
「逃げ足はやっ!!」
「(^_-)-☆」

かわいい顔文字でごまかしつつ、私は
教室をあとにした。