あたしがそう言うと、聡くんはあたしを振り向かせ、優しくキスをしてくれた。

「明日早いし・・・もうそろそろ寝ようか」

「うん・・・」

そう言って電気を消して一緒にベッドに入ると、腕枕をしてくれる聡くん。

「おやすみ、りん」

「おやすみ、聡くん」

しばらくすると、聡くんの寝息が聞こえてきた。
寝息さえも愛おしくて、聡くんに抱きつくあたし。