次の日。

朝食を食べながら、昨日のことを聞いてきた翔ちゃん。

「聡に、病気のことは話せたのか?」

何も言わずに首を横に振るあたしを優しい目で見る翔ちゃん。

「そっか・・・」

「でも、付き合ってる時みたいにいっぱい話出来たよ!ホント、ありがとうね、翔ちゃん!」

「なら、良かった・・・」