日曜日に聡とデートしたはずの梨花に、どことなく元気がないような気がしたけど、何も聞けずにいるまま、俺は梨花に勉強を教えるという理由で、毎日のように梨花と会っていた。

梨花に無理をさせないように勉強をさせて挑戦した受験だったけど・・・
結果は、不合格だった。

「でも梨花、頑張ったよ!な?そんな落ち込むなって・・・」

「うん・・・ありがとう翔ちゃん。こうなることはわかってたから・・・大丈夫だよ、あたし。でも、ごめんね・・・勉強教えてくれたのに・・・」

そう言った梨花に、俺は兄貴も心配してるから、卒業したら治療に専念しないかと言った。
そして、聡に言った方がいいことも・・・