俺は、父さんと母さんに、梨花の面倒を見てやってほしいと頼んだんだ。
梨花のおじさんとおばさんとも仲が良く、家族ぐるみで付き合っていた父さんと母さんは、しばらく悩んでいたけど、俺の説得に応じてくれた。


「良かったな。梨花・・・」

そう言って頭を撫でた俺に抱きついた梨花。

「ありがとう・・・涼ちゃん!」

「お、おう・・・///」