「言うまで放さないから」 「っ!」 俺がそう言い放った瞬間、一ノ瀬はビクリと身体を震わせた。 そして、焦ったように口を動かす。 掴んだ白い腕から、体温が伝わってくる。 何なの、この反応。 余計に攻めたくなるんだけど。 「いいの? 授業始まっちゃうよ?」 「うっ……」 すると一ノ瀬は、そっと口を開いた。