「 ・・・・落ち着いたか? 」 「 ・・・・ん・・ 」 「 澪 」 真っ赤に充血して 腫れ上がった目を 冷たいタオルで冷やしながら 先生は首筋の”傷”の 手当てをしてくれていた。 タオルのせいで前は見えなくて 首筋に冷たいタオルをそっと 当てられてビクッ、と肩を上げた。