続!?パパとママのヒミツ♪



ちらっと見るとかなりふてくされたような顔をしている。


「でも..」


「っせーな、俺が入るって言ってるだろ」


「だって」


「でも、もだって、もねぇんだよ。お前ら守るのが俺の役目だろうが」


「想...」



ぽんっとあたしの頭を叩いて荒川さんの方に向かって歩き出す。



想の背中は大きくて、やっぱりあたしを守ってくれる存在なんだと改めて感じる。


「行こうか」


「でも、青山君」


「最初は俺がよかったんだろ?いいよ、構わない」



またいつもの王子様スマイルに戻って教室を出て行った。



...ちょっと待って..


でもこれじゃあ..


「そ、想!」