続!?パパとママのヒミツ♪


声の方に視線を向けると、そこには荒川さんが立っていて。



腕を組んで笑顔でこちらを楽しそうに見ている。


やばい、想も一緒の状態じゃ..


「荒川さん、申し訳ないけど、こいつを生徒会に入れるわけにはいかないんだ」


努めて冷静に、あたしに向けるよりも笑顔で荒川さんに話しかける。


..さすがは王子様。



でもそれは仮の姿だという事を、あたしが一番よく分かっている。



..王子の顔した悪魔なんだから


「そう言われても困るわ..だって、ねぇ」