続!?パパとママのヒミツ♪





拳をぎゅっと作って、まっすぐ荒川さんを見つめる。


日差しは暖かくて、気持ちのいい風が通り過ぎる。




「それが青山さんの答えなの?」


クスッと小さく笑ってあたしを見る。


いかにも勝ち誇ったような顔で。



「う、うん」


大丈夫、ひるむことなんか何処にもない。


ぎゅっと手をかざしてもらったばかりのネックレスを握った。



「たとえあなたたちの秘密が全校生徒にばれる事になったとしても?」


「..それは」


こわい。


また転校しないといけなくなるかもしれない。



「そうよね、怖いわよね。想は既に学校の王子様になりつつあるし?その王子様が
まさかあなたと..なんてねぇ」


「荒川さん」