続!?パパとママのヒミツ♪




「う、うん」

仕方なく目を瞑る。


何だろう、悪戯でもされるんじゃないかって思った。


だけど首にひんやりするものが当たって。



「開いて」


言われるがままゆっくり瞳を開く。


何も変わっていない。


想も、あたしも。


でも..


「見てみろよ」


指を差されて、下を向くと。


「これ..ネックレス?」


ハートの形をした、シンプルなネックレスが見えた。


「母親頑張ってるからな」


そんな..これでも


「想だって、いつもあたしの、ううん、あたし達の事守ってくれて..」


「違うな」