これからもきっとたくさん迷惑かけると思うけど。 でもあたしは離したくない。 離れたくない。 三人で、ずっと一緒にいたい。 「にしてもまさかお前があんなこと言うなんてな」 お母さん達が帰って後片付けをしているあたしに想が声をかけてきた。 「あれ、花はもう寝た?」 「あぁ、ぐっすり。よっぽど楽しかったんだろうな」 「そっか」 最近、想と一緒に寝る花。 最初はあたしじゃないとダメだったのに。 花も少しずつ成長してるんだよね。 「手伝う」 「ありがとう」