「ったく情けねぇな」 「…返す言葉もありません」 翌日、呆れた声を出しながら花を抱っこする想に、あたしは何も反論できない。 いや、言いたい事は山ほどあるよ! だって、ここまでにしたのは今ため息ついてる想のせいなんだからっ! 「ったくたかが3回やったくらいで腰が痛いだなんて」 「だって!!あんなに激しくするなんてっ!」 「でも良かったろ?」 「うっ…」 「なにがよかったのー!?」 「花、行く用意するぞ」 「えー?ママはぁ?」 「ママは今日は休み」