「へ?分かってる..?」 「当たり前だろ?お前の考えてる事なんかお見通しだっつーの」 そ、そうか 何でか分からないけれど想分かってくれてんだ。 「良かった、想」 「こっち来いよ、メイ」 抱き寄せられて、そのまま想の胸にすっぽりと入る。 あったかい、想の胸。 「メイ..」 優しく名前を呼ばれて顔を上げると、想と目が合った。 「そ、う?」 そのまま唇が重なる。