続!?パパとママのヒミツ♪



「い、いや気にしないで」


「ううん、でも助けてくれて感謝してるんだよ、本当に」


「そう言って貰えて、よかったよ」


「うん」


きりっと真面目そうな田山君の表情が初めて崩れた感じがして、
あたしも自然と笑顔になる。


「じゃあ想、行ってくるね」


続いて想の方に視線を向けると、ぐいっと腕をいきなり引っ張られた。


「そ、想?」


「何かあったら必ず俺を呼べよ」


そう言うとぱっと腕を離して教室へと進んで行った。



も、もう、何よ


想ったら...