「卒業おめでとう」 「それはさっきも聞いた」 「なら、何を言って欲しいのよ」 「じゃあ・・・」 少し強気な君も 勝気で、負けず嫌いな君も 全部ひっくるめて 俺が守ってみせる。 そう心の中で誓いを立てて 杏子の唇にキスを落とした。