続!?パパとママのヒミツ♪




杏子が遠慮して俺から離れようとするけれど


それすらさせないように、更に力を込める。



見られたって構わない



もういいんだ



堂々としていられる。





「もう、卒業したからいいんだ、見せつけてやればいい」


「・・うん、う、ん」




力を抜くと、杏子が俺から少し離れた。






大丈夫、俺たちなら絶対にうまくやれる。



いつからこんな自信家になったのか分からないけれど。



でもそれでもいいかもしれない。