「久しぶりね、杏子ちゃん」
「お久しぶりです」
「赤ちゃんはどう?元気?」
「はい、元気です。順調に育ってます」
差し出されたお茶を飲みながら、二人のやり取りを黙って見る。
お母さんも、荒川さんに会うのは久しぶりなんだよね。
嬉しそうに荒川さんと話をしてる。
「ところで、どういうことなの?」
話が落ち着いたのか、今度はあたしを向く。
「いつ、産んだのよ、というか本当にあなた達の子どもなの?」
やっぱり気になるみたいで、質問がどんどん増えてくる。
「いつできたの?学校は?それから‥」
「ストップ!」


