うん、なんとなく分かるかも。
階段を降りながら喋っていると、男の子達の話が嫌でも聞こえてきた。
「荒川会長、マジほんとなんかなぁ」
「さぁ、でも学校辞めたって事はそうじゃねぇの?」
人の噂もなんとやら..だとは思うけれど。
ここまで引っ張られるときついものがある。
「田山君」
辛くないか、聞こうとした時、田山君はすっきりとした顔であたしを見た。
「大丈夫。耐えられるから、これくらい」
「本当に?」
「あいつは頑張ってるんだ。孤独と闘いながら、日々を過ごしているんだ」
だから俺は大丈夫だから
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