「心配すんな、大丈夫だから」 「うん」 いつもなら効く、この魔法の言葉も 今のあたしには効果がなかった。 それはきっとあの時の 荒川さんの冷たい視線のせいかもしれない。 「それじゃあ、お願いします」 「はい、いってらっしゃい」 お母さんが笑顔で花を抱っこしてる。 「ちゃんとおばぁちゃんの言う事聞いてね」 「はぁい!」