今度はあたしの頭を優しく撫でた。 その子供と同じような対応に、 文句を言いたくなったけれど、イヤだとは言えなかった。 「田山と会ってくる」 田山くんと? 「それは荒川さんの事について?」 「だろうな。それしか考えられない」 まだ全部終わったわけじゃないんだ、 そう思うと急に不安が押し寄せて来た。