あの学校祭が終わって数日後。 あたしは荒川さんに呼び出されて体育館裏まで来ていた。 怖くないといえばうそになるけれど でもやるしかない。 「聞いたって、何を?」 「青山君、あたしのためにあんな風に言ってくれて..本当に思ってくれてたんだって」 「そう、なんだ」 たぶん、学校祭のことを言ってるんだと思う。 荒川さんが嬉しそうな顔をしながら話を続ける。 「知らなかったの。あたしのためにまさかあそこまで考えてくれるなんて」