自分の事ばかりで、何が一番大事なのか、忘れてた。 「きっとたまらなかったんだろうね。想とあたしが一緒にいる所を見てさ」 「あぁ、それにあいつらのあの言葉もさ」 あいつら.. 「あぁ早奈ちゃん達の事?確かに、素敵なパパとママなんて、言われたこと、今まで なかったしね」 困りながら笑っていると、想と視線が合った。 「花、寝たか?」 「うん」 泣き疲れたのか、それとも安心したからか、花は途中で寝てしまって 想がおんぶしてくれたのだ。 「何かさ、こういうの、いいね」