ちょっと待ってろ、想がすぐに生徒会の人に連絡をして早退を申し出てくれた。 もちろん、あたしの体調が悪くなったことにしてもらったので、あたしも 想と一緒に帰れる事になった。 お母さん達とも別れて、あたし達は三人で家に向かってる。 あたし達、三人の家に。 「俺さ、バカだったよな」 ぽつりと想が呟いた。 「想?」 「俺、ヒミツを守る事で精一杯だったんだよな。だから大事な事、見落としてた」 「あたしも」