お母さんが申し訳なさそうに頭を下げる。 「そうだよ、どうしてこんな事..」 「花がどうしても行きたいと言ったんだ。想とメイちゃんがどんなふうにしているのか 気になるからってね」 「花..」 一度は離れてくれた花も今もべったり想にくっついて離れようとはしない。 「花、どうしたの?何かあったの?」 あたしが花の手をそっと取ってぎゅっと握った。 花の手が震えていて その小さな手で思い切り力を込めて握っている。 もしかして 「花、寂しかったね」