「もう!想ってば、何考えてるのよ!!」 あんな事言われてそんな簡単にいいよ、なんて言えるわけないじゃない! 恥ずかしいのはこっちなのに。 だけど。 「えへへ」 単純だと言われてもいい。 バカだと思われてもいい。 想からのキスで、たったあれだけで完全復活してしまう。 それくらい、あたしにとって想かけがえのない、大事な人なんだ。 教室までの足取りが軽い。 気が付いたらスキップまでしてる。 もうすぐ校舎に入る所で携帯のバイブの振動に気付いた。