大きな声がしたのとほぼ同時だった。 「ちょっと想!」 強く握られた手首が痛い。 久しぶりに触れてもらえたのに。 「何やってんだ、お前」 着いた先は体育館の裏側。 ちょうどグラウンドからは死角になっていて誰にも気づかれる心配はない。 「次は第三問!!いきますよー!!」 司会者の人の声に参加者達の元気な声が聞こえてくる。 「どこ見てんだよ、メイ」