どうしてあんなこと言うの? 学校で話しかけるな、なんて。 簡単な事が言えるの? しゃがみ込んで想が行ってしまった玄関を見つめる。 「分かんないよ、想」 胸元に手をやると、想からもらったネックレスがあたった。 手探りで中心を探して、ぎゅっと握りしめる。 泣きそうなあたしの頭の上にぽんっと掌が乗った。 顔を上げると目の前にはくりくり瞳の花があたしの頭を優しく撫でてくれてる。 「花」