そして、時は過ぎ、4月の半ばとなりつつある今日この頃・・。

いつもと同じ日々を繰り返す晴香達。

そんな日々の中、晴香と七海に新たな出来事が起こった。

それは、ある日の事・・。

晴香と七海が中庭で話してると蓮と優斗がやって来た。

「おーい!!晴香ちゃん、七海!!」

「あれ?優斗君だ。どうしたのかな?」

「えらい元気じゃない?優斗・・。」

「優斗君、どうしたの?何か良い事あった?」

「ああ!昨日さ、この前友達から水族館の1日券もらったんだ。皆で行かないか?」

「水族館?行きたい!!あたし、大好きなんだ。イルカとかアシカとか・・。どこの水族館?」

「八景島シーパラダイス!!(^^)」

「ホント?めちゃ行きたい~♪」

嬉しそうな顔して言う晴香。

そんな晴香を見てる優斗。晴香の笑顔が嬉しくて仕方なかった。

「ああ。俺もあまり行かないからさ。たまには良いよな?」

「うん!!ね、七海も行くでしょ?」

「あたし?いいよ・・。2人でデートしたら?」

よそよそしく言う七海。

「でもさ、券が丁度4枚あるしさ、2枚無駄に出来ないんだよね・・。蓮も行くだろ?」

「俺?俺は、良いよ・・・。」

そう言いながら七海の顔を見る蓮。

「そんな事、言わないで。せっかくだし行こう!こういう機会なかなかないでしょ?」

「まあね・・・。」

「ああ。晴香がそこまで言うなら・・・。」

晴香の自然な押しに2人も負けたらしく結局4人で水族館に行く事になった・・。