抱きついた吉太郎の胸はとても大きくて、 昔の吉太郎からは想像もできないくらいにがっしりしていた。 「美咲ちゃん、今夜はお祝いだな!」 「吉太郎!!大好き!」 思わぬところで私は、愛の告白をしてしまった。 吉太郎と私が幼なじみだと言うことも知らない中学の友達の見ている前で… 私も吉太郎も そんな状況も見えていなかった。 離れてしまっていた長い時間を これからゆっくり取り戻そう。