大きくなっちゃったけど、 生意気に『お前』なんて言うようになったけど、 吉太郎は吉太郎のままだった。 「ありがと…!」 吉太郎は、友達のいる場所へ戻った。 私も目を閉じて、祈る。 どうか2人とも合格していますように… この高校で一緒に3年間過ごせますように…