時を越えて

「ふぅ、それでよい」



烈火は凌平に手をかざし次々に傷を治していった。



私は凌平に駆けよった。



「凌平…」



「ごめんな、海
俺が捕まったばっかりに
ごめん」



「ううん、もう謝らなくていいから」



私はこんなに近くにいるのに全く気づかなかった。



烈火の技にはまっていることを。



「もういいだろう
邪魔者は去れ」



凌平は光に包まれた。




そう、私は条件として凌平を無事に村まで送ることをだした。



これじゃまるで飛鳥と同じことをしてるみたい…。