「そんなにでてきて欲しいならお望み通りでてきてやるよ」



えっ!?


何処!



「ここだよ」


声がする方をみると雷鬼がいた。


「お前!」


雷鬼はニヤリと笑い攻撃をしてきた。


ピカッ!
ドォォオオン!


「キャッ!」

今のって雷?



「ほらほら、逃げないと死んじゃうよ」


確かに。
雷があたったところは岩であろうと粉々だった。


岩って雷に強いんじゃないの~??


でも逃げてばっかじゃ雷鬼には勝てない!


私たちも攻撃しないと!


「凌平!」


「おう!」


「何だ?
俺とやると言うのか?」


「お前には陽炎の谷でのかりがあるからな」



「悪いが俺はお前に用はない」



「お前はなくても俺にはあるんだよ」