「ん…もしもし…?」

『ななっ、ベランダに出てこいよ!』

この声…星ちゃん!?

私は急いでベランダに出た。

すると…

パーン♪

クラッカーが一つだけ鳴った。

「誕生日おめでとう!ななっ!
俺のこと好きになってくれて
ありがとう!
これからも俺だけの織姫様…じゃなくて
七姫様でいてください!!」

私は星ちゃんの言葉を聞きながら
いっぱい泣いた。
星ちゃんは私が不安になってたことを
ちゃんとわかってた。