時がきた
ぼくは月に導かれ標的を探す


・・・・いた



またぼくは人を殺した

ナイフで身体を刺して刺して
そのたびこの手に残るこの感覚
この血の匂い、生暖かさ
痛さに怖さに・・・叫び声
視界に広がる黒い一面の世界

すべてが心地いい
五感が喜びと興奮で悲鳴を上げる


最初はこんなんじゃなかった
初めてあの男を殺したとき
ぼくは恐怖と迷いそんな思いで
1回だけ刺した
それが始まりだった

ぼくはきみが
好き過ぎて愛しすぎてした行動が快楽へと変わった