咲side


なんで・・・


唯・・・


私達、親友じゃなかったの?


私は、唯の事を考えながら教室に戻った。


ガラッ


ク「咲!?目腫れてるけど、どうしたの?」


私は、さっきあった事をみんなに話した。


ク「唯、最低だね!!ムカつく!!」


皆、怒ってくれてありがとう。


でも、唯は何かを隠している。


だから、あんな別れ方をしたんだと思う・・・


私の勘だけどね・・・


ク「あっ。さっき、空雅唯に別れてほしいって言われたんだって!!」


女「マジ!?じゃあ、空雅狙おう♪」


やっぱり、別れたんか・・・


ク「ねぇねぇ。唯が来たら、水をかけようよ!」


えっ!?


なんで!?


ク「いいね!やろうやろう!」


咲「ちょっ!なんで水かけるの!?」


ク「だって、あいつ最悪な事したんだよ!!だから、罰を与えるの!」


なんで、そこまで・・・


ガラッ


バシャ


あっ・・・


教室に唯が入ってきて、みんなが水をかけた。


唯は、何もなかったようにカバンを持ってこう言った。


唯『お前ら、やる事しょうもないねー。だから、モテないんだよ!お前らは、クズ以下だね(笑)』


ガラッ

バタン



今、唯が言ったの?


ありえない・・・


私は、校門を見たら男の子が唯に抱きついていた。


そして、そのまま高い車に乗って行った。


ク「ねぇ。もしかして・・・唯って・・・お嬢様?」


?「そうだよ。君らバカだね(笑)唯にあんな事して。しかも、唯は世界1の会社の令嬢だ。唯の変わりに君らを僕が潰すから(笑)」


誰?


ク「あんた、誰?」


ドアには、かっこかわいい男の子が立っていた。


?「唯の婚約者だよ」


婚約者?


ク「えっ!?唯の?」


?「あぁ」


唯『猛。そんなクズ達を相手しないで学校にいくわよ』


猛「あぁ。じゃあね。メス豚達(笑)」


唯『本当に性格悪いね(笑)』


猛「うるさい。行こう」


唯『うん』


2人は、去っていった。


あれ?


さっき、車に乗ってどっかに行ってたよね?


じゃあ、なんで今居たの?