はじめまして。


私の名前は、堺唯 サカイ ユイ
高校2年生。
彼氏は、いるかって?
いるよー!
ラブラブのね。
なーんて、言ってみたい・・・
そう。
私と彼は、ラブラブではありません!
そりゃ。
彼氏が浮気しているから!


女「キャハハ 空雅面白ーい!!」


空「だろう?」


女「うんうん」


イライラ


?「唯~!おはよ~!」


唯『・・・おはよう』


?「うわっ。くらっ!」


この子は、私の大親友の長里咲。
お姉ちゃんみたいなの。
そして、私の相談を聞いてくれる。


唯『咲ちゃん~(泣)』


咲「どうしたの?」


唯『空雅が・・・』


咲「あー。あいつか・・・」


唯『うん・・・』


咲「私の私の可愛い唯を!!」


私の私の可愛い唯?


私、可愛くないし・・・


唯『咲ちゃん・・・お世辞をありがとう』


咲「お世辞?何の事?」


唯『えっ!?私の事可愛いって言ったから・・・』


咲「あー。あれね・・・本当の事だから」


またまた、お世辞を・・・



唯『はぁ』


咲「唯・・・」


唯『今日、帰り空雅を誘ってみる!!』


咲「頑張って!!」


唯『うん』


そして、放課後。


スゥ


ハァ


よし。


行こう!


唯『空雅、一緒に帰らない?』


空「あー。無理」


やっぱり・・・


唯『そっかー。ごめんね・・・』


パタパタ


私は、咲ちゃんが待っている靴箱まで走った。


咲「あっ。唯!どうだった?」


唯『やっぱり、無理だった~』


咲「唯・・・」


唯『さっ!帰ろう!』


やっぱり、咲ちゃんには気づかれたかな?


私が涙を耐えてる事に・・・


私は、ワザと明るく振る舞った。


咲「唯。アイス食べない?」


アイス?


唯『食べる~♪』


アイス♪アイス♪


咲「何にする?」


唯『んー。どうしようかな?咲ちゃんは、決まった?』


咲「うん。チョコ」


はやっ!


なんで、そんなに決めるの早いの・・・


咲「何で悩んでるの?」


唯『えっと・・・ストロベリーとバニラ・・・』


咲「どっちが食べたいの?」


どっちか・・・


バニラは、昨日食べたしな・・・


唯『んー。ストロベリーかな?』


咲「すみませーん。ストロベリーアイスとチョコアイスください」


店「はい。どうぞ」


咲「はい。唯」


唯『ありがとう』


私は、アイスを咲ちゃんからもらった。


パク


唯『んー。やっぱり、美味しい!!』


咲「うん♪」


私達は、ベンチに座ってアイスを食べながらたくさん話した。