怪談短編集




「マルクス、ご飯にするから、オウムちゃんのご飯、用意してあげて」



 動物大嫌いの母が、動物のことを考えているなんて。



 相当だよ。



 僕は、オウムを一睨みして、台所に入った。



「ね、あの子の名前、どうしようかしら」



 …異常だ。


 でも、母がこの状態でも父は何も言わない。彼もまた、操られているから。



 おしまいだ。


 この家は、もうおしまいだ。悪魔に乗っ取られちゃった!!!