「奈々子先輩!僕、ここ出来るようになりました!」 やっぱり、部活ではこうでありたい俺。 なんかこれでなれた。 「よかったね!滉くん」 で、やっぱり先輩もここでは君付け。 「滉、ちょっと顔引きつってたわよ?あの子と喋ってた時」 「まじ…?ばれてないといいんだけど…」 俺は今コソコソと話してる。 それで、あの子って言うのはもう一人のフルートの先輩…藤波(ふじなみ)先輩。 俺はあの先輩が苦手だ。 だって、俺のこと好き好きオーラが出てるから←