俺は、泳ぎでそこにはいかず、プールサイドを歩いて行った。 「…対決するか?」 「なんのだよ?」 尚の目が怖い。 なんか企んでる目をしているって言うか…。 「告白するから…俺」 「…は?」 「だって、好きだし~?で、この対決…やる?」 「…あぁ」 …5分後。 後悔している俺がいる。だって、泳ぎなんて負けるに決まってんだろ! 「小出君頑張れー!」 「尚君頑張れー!」 女子もなんか観戦してるし。 佐藤…も座ってみている。