呼吸をやめてみる

私の話を聞いている最中の2人の顔は見ていない。

それでも文句言いたげな顔が1つ、あからさまに傷ついたような顔が1つ。

なんて想像することは容易いことだった。











「なにあいつ強がっちゃって。きっもー、まじうけるんだけど」


「……いま、」


「は?」


「いま、なおちゃん笑ってた」