呼吸をやめてみる

「本当に歩きでいいの?」

「いいの。たまには新鮮だから」



私が自転車に乗らなくなってもう2週間は経ったのだろうか?

案外まだ3日くらいだったりして。
……日にちの感覚なんてもう頭を抜けてしまった。




「みよちゃん、おはよーん」
「あ……おはよ」



学校の門を潜る頃には、クラスメイトたちの笑い声や見せつけるような挨拶の声が耳に入る。


あなたは友達がいないから誰も声をかけてくれないのね。私たちはこんなに楽しいのに!!


なんて、心の声が簡単に読み取れてしまうから笑うしかない。


高校生にもなってなにも学んでいないことがまるわかり。


恥ずかしくないのかな。