呼吸をやめてみる

ミー子の眠るような安らかな顔を見た瞬間、私の中で意思は固まった。


涙は流さなかったけれど、心はひどく重たかった。


それでも足取りが軽かったのはきっと、全部そういうことだ。





少しだけ中学よりも距離が遠くなった高校までは、普段自転車で通う。


初めて新しい銀色の自転車を買ってもらい、学校まで乗ってみた時には、伸びた髪をなびかせる爽やかな風がすごく気持ちよく感じたのを憶えている。


……いまではそんな心地よさ忘れちゃったけれど。