「え、私、何にも関係ないと思いますけど」
「……」
紺野は容赦なくこちらを睨んだ。
「署で話を聞かせてもらいます」
「その辺じゃダメですか? そこまで行かないといけない理由って何かあるんですか?」
任意同行、という言葉を思い出す。
「いえ……。しかし、人に聞かれると困ります。せめて、車にだけでも乗ってもらえませんか?」
「……それなら」
3人は、中央ビルの地下駐車場まで無言で歩き、先に香月が後部座席に乗り、続いて紺野が運転席に乗り込むと、坂上はどこからともなく缶コーヒーを用意してから助手席に乗り込んだ。
「どうぞ」
どういう気の回しだ……、香月はなかなかこの新人が好きにはなれなかった。
「どうも」
とりあえず、受け取っておく。
紺野のマークエックスは会社の車だろうか。中は車検の代車のように変な匂いがするし、物が一つもない。
「斉藤隆義という男を知っていますか?」
紺野はもちろん本題から入った。
「知りません。全く」
香月は今巽から仕入れた情報をセーブしながら答えた。
「本当ですか?」
なのに紺野は突然そこからつっかかってきた。
「……」
紺野は容赦なくこちらを睨んだ。
「署で話を聞かせてもらいます」
「その辺じゃダメですか? そこまで行かないといけない理由って何かあるんですか?」
任意同行、という言葉を思い出す。
「いえ……。しかし、人に聞かれると困ります。せめて、車にだけでも乗ってもらえませんか?」
「……それなら」
3人は、中央ビルの地下駐車場まで無言で歩き、先に香月が後部座席に乗り、続いて紺野が運転席に乗り込むと、坂上はどこからともなく缶コーヒーを用意してから助手席に乗り込んだ。
「どうぞ」
どういう気の回しだ……、香月はなかなかこの新人が好きにはなれなかった。
「どうも」
とりあえず、受け取っておく。
紺野のマークエックスは会社の車だろうか。中は車検の代車のように変な匂いがするし、物が一つもない。
「斉藤隆義という男を知っていますか?」
紺野はもちろん本題から入った。
「知りません。全く」
香月は今巽から仕入れた情報をセーブしながら答えた。
「本当ですか?」
なのに紺野は突然そこからつっかかってきた。

