・・・ピッピッピッピ・ピピピピピピ~~~~!!
ガシャンッ!
「うーん・・・ねむ・・・。えっ!まだ6:30じゃん!!も少し寝よ。」

・・・・・ピッピッピッピッ・ピピピピピ~~~~!
バタンっ!!
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!起きて!もう8:05だよ~!」

・・・・。8:05?・・・・。
「エ~~~~?!早く起こしてよ!!やっば!学校に間に合わない。遅刻する~!」

「そう言いながらもお姉ちゃん・・・。髪とかセットしてさ・・・。
 学校でやればいいじゃ・・・」

「ダメ!!ゼ~~ッタイダメ!!」

「ハァー。女ってめんどくさいね・・・。おっとヤベ!オレも遅刻しちゃう!
 じゃーな!!めんどくさいお姉ちゃん!」

「あ、佑斗、まてっ!ああーもう!帰ってきたら覚えててよ!」

毎朝毎朝起こしてくれるのはいいけど・・・。ムカつく!
ってそんなこと言ってたらもう8:15じゃん!

「いってきまーす!!」

ハァ、ハァ、ハァ・・・。疲れた・・・。こんぐらい走れば間に合うでしょ。さすがにね。
あっ!ミーちゃんがいる!

「ミーちゃーん!おーい!」

「あっ!美羽じゃんっ!この時間にいるなんて・・・めずらしくないか・・・。」

「えっ!そんな~ひどいよ~・・・」

「だって、ね、そうじゃん(笑)」

「ウッ!で、でもさー、そこまで言う必要ないじゃんっ!」

「ごめんごめん!!いやー美羽からかうと面白いね!」

「もーー(怒)」

こんな会話続けてたらもう学校着いちゃったよ。
っていってもミーちゃんとウチは一緒のクラスだから関係ないけど。


・・・でも今日は始業式だったことを忘れてたの!!