純情♡SWEETIE

「毬乃ちゃんは、それが悩みなの?」

「なんかみんなに置いていかれたみたいな気分がして。」

「周りのみんなは、まりのちゃんが羨ましいと思うよ。」

「背も高くて、スラッとしてて、髪が綺麗で、美人だしね。」

「そうかな。」

「初めて会ったとき、不思議の国のアリスそのものだったわよ。」

「あの時はコスプレってたから。」

ふふっ

和実ちゃんは笑って。

「コンプレックスはホントは武器なのよ。」

と、人差し指を立てて言った。

「武器?」

「そ、その人自身の特出した特徴だもの。」

「女の子なのにヒョロヒョロ背が高くて胸がないのが?」

「だからモデルができるんでしょ。」

「そっかぁ。」

「そうよ。C-REALの売れっ子モデルさん!

 ほら、今日のケ-キの感想聞かせてよ。」

グラスに出来上がったばかりのアイスティをついでくれる。

よく冷やしたストロベリーパイに添えられたアイスクリ-ム。

和実ちゃんは、時々来て

これでもかってくらいあたしを甘やかして幸せにしてくれる。